愛溢れる皆様。こんにちは!
今日はお休みをいただき、優雅な月曜日を過ごしている私です。
根本裕幸師匠主催、お弟子3期生卒。
元看護師+現産業保健師。
男性心理+ライフワーク研究してます。
心理カウンセラー ミイです。
週末に2日間は、根本裕幸師匠のお弟子制度4期生の講座をyou tubeで見てました。
4期生の熱意がすごく伝わってきました。3期生の私は、いちおう先輩になります・・・3期生の初回とは違い、質問が沢山出てきていて、すげ~~~って思いながら見てました。
誰かと、そのすごさを共有したくて、同じ3期生メンバーに「講座見てる?」って、連絡したほどです。
よこたにカウンセラー(通称:ようちゃん)ありがとう。
さて、お弟子制度講座の中で、根本裕幸師匠が「ドラマとかみて心理分析するといいよ」って、言ってました。
そこで、今回は私が見ていたドラマの中で、愛の強さ(罪悪感)について考えていきます。
私は、話題のドラマ「サイコな二人」をみていました。
このドラマは、綾瀬はるか演じる刑事と高橋一生演じる容疑者と、魂が入れ替わるっていうドラマです。
「男と女、刑事と容疑者、が入れ替わる・・・・刑事ドラマなんだけど・・・エンターテーメント。でも、人間愛?兄弟愛みたいなものが混ざってます。(うまく説明できない・・・ごめんなさい)」
*ここからネタばれする記事が書いてあります。読みたくない人は飛ばしてくださいませ。
ドラマの内容を簡単に説明します。
両親が離婚したときに、双子の兄の東は財閥であった父に、日高自身は母に引き取られた。その後、父の会社が経営難になり、倒産してしまい東は生活苦になってしまう。一方、日高の母は義父と再婚。義父は、会社を経営するようになって、日高は裕福な生活になる。
双子の兄弟は、生まれた後、育つ環境で逆転してしまうという、運命の皮肉ともいえる人生になっていく。
東は、仕事においてもトラブル続き、バイトしていた会社の御曹司に汚名をきせられたり、パワハラみたいなことを受けて、鬱になって辞めさせられたりしていた。そして、人生をやり直そうって思ったときに、末期の膵臓がん。人生を悲観して、東自身を底におとした人たちへ恨み、仕打ちを決意する。
その人たちを、闇に葬ることを決意したころに、東は弟の日高に再開した。
日高は、兄の東が何をしようとしているか察知していて、兄の人生を自分にも原因があると思った。共犯を決意して、殺人現場の証拠隠滅を手伝った。東は、犯人は自分だと言えずに荼毘につく。その後、日高は容疑者疑いで逮捕される。
昨日の最終回は、容疑者である日高(高橋一生)が、捕まって取り調べのシーン。
取り調べで、日高は「自分一人でやった、犯人だ」って、いい通しました。
「兄の人生はあまりにもみじめだった。みじめにさせた原因になった人を殺した」
犯人は日高の兄、東だった。なぜ、日高は犯人だって言い張ったのでしょうか?
それは、本当の犯人である双子の兄(東)と魂が入れ替わったときに、犯人隠蔽を望月警部(綾瀬はるか)で行った事実を隠すためです。
詮索されてしまうと、望月警部にまで汚名がされてしまう。兄が犯行をした原因は、自分でもあると思ってたからです。
兄がみじめだと望月警部に罪がいかないようにかばう思いを抱く日高は、人への愛情深い人なんだろうな、と思います。心理学用語でいうと、兄と望月警部に罪悪感を感じているんだねってことです。
罪悪感にはいろんな種類があって、そのうちのひとつに「恵まれていることへの罪悪感」というものがあります。日高の場合は、兄に対してこの思いがあります。
ふつう、いい思いをしたら「やったー!めっちゃうれしー!よっしゃー!きゃー!」なんて感覚に至るんですけど、そうではなく「なんか申し訳ない。私ばっかりいい思いして悪い気がする。相手の人がかわいそう」みたいな感じに思っちゃうことを言います。
日高ケースでいえば、「双子で同じ兄弟なのに、俺ばかり両親に愛されて育ち、裕福になった。お兄ちゃん惨めな思いさせて可哀そう」というものです。
「幸せ」を選ぶのではなく、周りへの配慮などから「罪悪感」を選んでしまうんです。
で、ここで考えていただきたいのは、他人をかばうのは本当に愛なんですかね?
ドラマのシーンでも、「これが、あなたの正義なんですかね?」と日高は言われています。
兄である東も魂が入れ替わった望月警部も、日高が犯人で捕まるのを望んでいません。
みんな冤罪(罪がないこと)にて、他の人を罪に貶めたいって思っていないってことです。
なので、罪悪感は感じていい、愛が深くてもいい、でも他の人の罪まで背負わなくていい、しんどくならなくていいんです。幸せになりましょうってことです。
罪悪感が強いときに効く、アファーメーションです。
「私は私、〇は〇。私には私の人生があり、〇には〇の人生がある。私には私の幸せがあって、〇には〇の幸せがある」
〇には、罪悪感を感じている相手の名前をいれてくださいませ。
ブツブツと、毎日コツコツ言っていくと、しんどさが良くなってくることがあります。
読んでいただきありがとうございました。
いつでも応援しています。じゃ~~ね。
ミイでした。
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